この時代に面白配合なんて理論は無かったが、個人的には非ネアルコ(ファロス)系の牝馬を好んで使っている。関東版の高額牝馬だとファーストレディ、ミズタマ、ミポリンローラ(後のバルセローナ)、タニノキョンキョンが父・母父ともに非ネアルコ系。この中ではスピードが低いミポリンローラを使う機会は無かったが。
なお関東版・全国版ともに、超早熟型では無いにもかかわらずX月が4歳2月と言う異常な早枯れタイプが出た事を確認。あまり見かけるものではないが、たまたま当たってしまったら不運だと思って諦めるしか。
[コリムスキー]
ダービー馬メリーナイスの父。安定Cで他がBなのは息子と同じだが、こちらは距離適性の上限が2000でダ適◎。
関東版ではナイスダンサーやスイフトスワローが安定Cでは無かったので、ノーザンダンサーの直仔では唯一の安定C。
まずはタニノキョンキョン(83/65)で生産。今では名牝系を確立しているスカーレットインクがモデル。能力的にはトップクラスの牝馬と比べると一枚落ちるが、ロイヤルチャージャーのクロスが発生する。
根性はやや足りないがなかなかの馬が出たので育成。これより前にSPSTがもう少し高く根性コメぎりぎりのが出ていたが(詳しいデータは忘れた)、超早熟0(X月4歳2月)の早枯れタイプだったのでパスした。
90/74/56/70/3/3、普通2
やや根性不足なのがどうかと思ったが、走らせてみたら速さでカバー。混戦には強くなさそうなタイプだが、単騎で行って危なげなく逃げ切る事が多かった。最終的に全G1勝利。
主戦はなたの騎手。アイリスフウジンからなたのを降ろさせる事には失敗。売却価格3300万ではなく(初期人気が高い)もっと高い馬でやった方が良い気がした。朝日杯ではますお騎手に乗り変わって人気も含めてグリグリだった。

スプリングS以降はなたの主戦で、皐月賞でいよいよ奪えるかと思いきや出てこず不戦勝、ダービーにも出てこず不戦勝(ホクタイセイ相手に圧勝)だった。
100/64/58/56/3/3、普通5
STコメ無しでサブパラも若干不安ありだが、SP爆発馬の中では一番まともだったのがこれ。
この後能力が高くアウトブリードのファーストレディで生産。数分やっただけで当たりを引いた。SP根性が大爆発でSTも合格点。さすが安定C、ばらつきは大きいが当たればでかい。
99/76/95/63/4/5、遅普通3
その後もちょっと様子を見たが、これより上が出る気配は無かったので生産終了。
ついでに並行してやっている全国版でも、ファーストレディ産駒がかなり爆発している。
[キャタオラ]
ネヴァーベンド産駒。平地・障害ともに重賞勝ち馬を出している種牡馬だが馴染みが薄い。後の作品で血を引く牝馬も登場していない。と思ったが一応念のためググってみたら、ダビスタPにキャタオラ牝馬が出ていた事が判明(マイターンの母がモデル)。
実績C安定A、距離適性1200〜1600はスタミナに不安を感じるパラメータなので、まずはスタミナ豊富なミズタマから。ミズタマのスタミナ能力を持ってしても、コメント無し〜70台前半までが多い。逆にスピードは良好。早熟で気性が悪いためか、安定Aの割にはかなりハズレが多い印象。
スピードが乗った時にスタミナ根性コメントが出た馬を育成。気性は惜しくも1だけコメントに届かなかったが、この父としては良い方。超早熟だが5歳までは行けるタイプ。
94/70/74/69/4/4、超早熟2
落ち着き一歩手前の割に出遅れが意外にあったりしたが、速さは十分でかなりの強さを見せた。最終的に全G1勝利。能力や印で判断すると短い距離が向きそうに見えるが、むしろ中長距離で勝ち方が強かった気がする。ダビスタは基本的に短距離より中長距離の方が前が止まりにくいが、関東版でもそのようだ。主戦はひがし騎手。
なお関東版では出遅れたレースの次走は、出遅れる前の脚質が維持される(元々逃げの馬が出遅れた場合だと次走逃げ)。
94/65/87/75/4/2、普通3
他に目立ったのはこの馬。スタミナはやや低いがサブパラ良好。やや脚弱め。
ホワイトノリピー(85/82)でも生産。よりスピードが強調される。普通の種牡馬ならスタミナ不足を感じる事があまりない母だが、この父だと厳しめ。コメントレベルもかなり少ない。
それでも最高SPで根性、気性も揃ったかなり良いのが出た。スタミナもこの配合としてはまずまず高い。
100/66/83/70/3/5、早熟3
[ピュウターグレイ]
ゲームでの表記は「ピュターグレイ」。関東版ではフィディオンも「フィデオン」だった(全国版は修正された)。
さほど成功した種牡馬ではなく、後の作品で血を引く牝馬も登場してないため馴染みが薄い。実績C安定A、距離適性1600〜2000。同じ父のモーニングフローリックと比べるとスケールが小さい印象。何気に底力はA。
まずホワイトノリピーで生産。それほど数をこなさないうちにSP90のフルコメ馬が出た。芦毛。
90/73/73/76/3/3、普通2
ミズタマでも生産。気性はやや劣るものの、それ以外はノリピー産駒以上の能力で大当たりか。特にスピードはこの配合としてはかなり良いはず。こちらから育成。
93/80/74/60/2/5、超早熟2
たまに出遅れたりもしたが、気性の割に安定していたのは騎手のランクが比較的高いのもあるか。主戦すがはら騎手。最終的に全G1勝利。
明らかに他の種牡馬と比べて少ない生産数で引けて妙にサクサク進んだ。
実績Cのピュウターグレイでこれだけやれたのなら、理論的には同じ安定・距離適性で実績がBのサンシャインボーイならもっと期待できるはず…